はじめてのフィギュア塗装ガイド

お届けするフィギュアは、3Dプリンター(PLA素材)で制作しています。
表面にはうっすらと積層の線がありますが、それも立体ならではの味わいです。
塗装はむずかしそうに見えますが、実は「塗り絵」の延長のようなもの。
少しの準備とコツがあれば、どなたでも楽しめます。

【基本の道具】
・アクリル塗料(水性がおすすめ)
・筆(細筆・中筆)
・紙やすり(400〜800番程度)
・下地材(サーフェイサー)
・トップコート(仕上げ用)

【あると便利なもの】
・パレット(紙皿でもOK)
・つまようじ(細かい部分用)
・マスキングテープ
・持ち手用の割り箸+両面テープ
・使い捨て手袋

特別な機材は必要ありません。
まずは身近な道具から始めてみてください。

① 表面をなめらかにする
PLA素材は積層痕があります。
気になる場合は、軽くやすりをかけるだけでも仕上がりが変わります。
※小さな5cmサイズは、軽く整える程度でOKです。

② 下地をつける
サーフェイサーを薄く吹く(または塗る)ことで、塗料のノリが良くなり、色ムラが出にくくなります。白い下地は発色が良くなります。グレーは落ち着いた雰囲気になります。

③ 薄く、やさしく重ねる
一度で塗ろうとせず、「薄く塗って乾かす」を2〜3回繰り返すのがコツです。
特に小さなフィギュアは、厚塗りするとディテールが埋まりやすいので注意してください。

④ 失敗しても大丈夫
はみ出しても、乾いてから上から塗り直せます。アクリル塗料は扱いやすく、初心者の方にも安心です。

⑤ 仕上げにトップコート
最後に保護スプレーを吹くことで、色落ち防止・ツヤ調整ができます。
マット仕上げにするとやさしい雰囲気に。ツヤありにするとポップな印象になります。

● 5cm以下の小さなフィギュア
・シンプルな配色がおすすめ
・ワンポイント差し色でぐっと可愛くなります
・ストラップ加工やミニ台座も相性◎

● 10〜30cmの大きめフィギュア
・グラデーションに挑戦
・ほっぺにチークを入れる
・ラメやパールで特別感を出す

大きいサイズは塗りごたえがあります。
ご家族で一緒に色を決める時間も、きっと楽しい思い出になります。

思い出コーナーに
お子さんの原画と一緒に並べると、“平面と立体のコラボレーション”が生まれます。
ミニギャラリー風に
100円ショップの透明ケースや木製台座に置くだけで小さな展示空間に
本棚のワンポイントに
家族だけが知っているキャラクターが日常にさりげなく溶け込みます
記念日のプレゼントに
「この絵を描いてくれた時は○歳だったね」そんな会話が生まれる、特別な記念品になります

このフィギュアは、完成品ではなく「育てる作品」です。
色をのせることで、世界にひとつだけの存在になります。
上手に塗ることよりも、楽しむことがいちばん大切です。
ぜひ、ご家族の思い出に“はじめてのフィギュア塗装”を体験してみてください。